「なんとなく不調」の正体とは?体に溜まる”見えないゴミ”の話

目次
【この記事の超要約】
・病名はつかないのに重い「なんとなく不調」は、体・心・空間に【見えないゴミ】が溜まったサインかもしれません
・溜めれば重くなり、出せば軽くなる。これはモノだけでなく、体と心にも当てはまります
・大事なのは【入れること】より【出すこと】。一日ひとつでいいので「出す習慣」を持つ
※医療の話ではありません。強い痛みや長引く不調は、迷わず医療機関にご相談ください
本文
こんにちは、ナンブです。
パソコンやスマホを使っていて、「最近なんか動きが重いなあ」と感じたこと、ないですか?
たいていの原因は、キャッシュやいらないデータが溜まっていること。ゴミを整理すると、またサクサク動き出しますよね。
これ、僕たちの体と心でも、ほとんど同じことが起きているんじゃないか?
今日はそんな話をします。
「なんとなく不調」とは何なのか?

「なんとなく不調」とは、【病名はつかないのに、体と気持ちが重い状態】のことです。
検査では異常が出ないのに、だるい・重い・やる気が出ない。
そういう時期のことを指しています。
厄介なのが、これって【誰にも相談しづらい】んですよね。
病院に行くほどではない。
かといって元気でもない。
「疲れてるだけでしょ?」と言われたら、そうかもと思ってしまう。
だから、たいていの人は放っておきます。
僕もそうでした。
⚠️先にひとつだけ。
この記事で扱うのは、あくまで【なんとなくの重さ】です。強い痛みが続く、日常生活に支障が出ている、そういうときは我慢せず医療機関に相談してください。ここを飛ばして自己流でやると、遠回りになります。
なぜ、溜まると重くなるのか?

溜まったものが【体の動きを邪魔するから】です。
パソコンのメモリと同じで、余計なものが場所を取ると、本来の力が出せなくなります。
溜まりやすいものを、ざっくり3つに分けてみます。
・【体のゴミ】…疲れ、こり、浅い呼吸、食べすぎ
・【心のゴミ】…我慢した感情、モヤモヤ、考えすぎ
・【空間のゴミ】…散らかり、ホコリ、いらないモノ
面白いのが、この3つは【つながっている】ということ。
部屋が散らかると気持ちが沈むし、疲れが溜まると考え方まで暗くなる。
逆に、どれかひとつを片づけると、他もつられて軽くなったりします。
僕自身、机まわりをほぼ毎日片づけていますが、その後は必ず頭の中までスッキリするんですよ。
ホント、体も心も空間も地続きなんだなと感じます。
千と千尋の”オクサレ様”は何故
最後に軽くなったのか?

『千と千尋の神隠し』に、この話をそのまま絵にしたような場面があります。
湯屋に、とんでもない悪臭を放つお客がやってきて、「オクサレ様」と呼ばれる。
千尋が世話をしていると、その体に何かが刺さっているのに気づく。
みんなで引っぱり出すと、出てくる出てくる。
自転車まで含めた、大量のゴミ。
全部出しきったとき、その正体が【名のある川の主】だったと分かるんですよね。
汚れていたのは、本体じゃなかった。
溜まったゴミのほうだった。
……これ、けっこう痛いところを突いてくると思いませんか?
僕たちも、なんとなく重い日は「自分がダメになった」と思いがちです。
年のせいかな、体力落ちたかな、と。
でも本当は【本体は無事で、上に載っているものが多いだけ】という事が、結構ある。
だとしたら、やることは自分を責めることじゃなくて、引っぱり出すことなんですよね。
⚠️これは作品の場面を紹介したものです。ゴミを出せば不調が治る、という意味ではありません。
じゃあ、何から出せばいいのか?

【いちばんラクにできそうなもの、ひとつだけ】でいいです。
全部やろうとした人から順に脱落します。
具体的には、こんな感じです。
・体…深く一回、息を吐く/湯船につかる
・心…モヤモヤを紙に書き出す/誰かに話す
・空間…一日ひとつ、いらないモノを手放す
どれでも構いません。
ポイントは、【入れる】より【出す】を選ぶこと。
サプリを足す、健康法を増やす、情報をもっと集める。
これ全部「入れる」なんですよね。
もちろん悪いことじゃないんですが、すでに溜まっている状態でさらに入れると、たいてい重くなります。
パソコンで動きが重いときに、アプリを追加でインストールするようなものです(‘Д’)
……と偉そうに書いていますが、僕は健康オタクなので、気づくとすぐ「入れる」ほうに走ります。
ここは本当に、いまだに直りません。
日本人は1000年以上前から
「出す日」を作っていた

日本には【大祓(おおはらえ)】という神事があります。
半年に一度、溜まったものを流してリセットする日です。
6月30日と12月31日。年に2回、多くの神社で行われています。
面白いのが、古神道の考え方では、溜まるものを2つに分けて見ていることです。
【ツミ】
自分の中に溜めてしまった心のゴミ
(後悔や罪悪感など)
【ケガレ】
人間関係や社会から受け取ってしまうゴミ
(人の機嫌、ニュースなど)
さっきの「心のゴミ」を、もう一段こまかく分けているんですよね。
自分で作ったモノと、外からもらってしまったモノ。
これ、言われてみると全然違います。
自分で作ったモヤモヤは自分で片づけられますが、【もらってきたもの】は、そもそも自分のものじゃない。
持って帰る必要すらなかったりする。
そして大事なのが、昔の人は【定期的に流す日を、カレンダーに組み込んでいた】ということ。
意志の強さでどうにかしよう、とは考えなかったわけです。
人は必ず溜めてしまうものだから、最初から流す日を決めておく。
ちなみに、いちばん手軽な禊(みそぎ)は【お風呂】だと言われています。
わざわざ滝に打たれなくていい。
今日の夜、湯船につかるだけでも、形としては同じことをしている。
そう思うと、ちょっとありがたい気持ちでお風呂に入れませんか?
※特定の宗教をすすめる話ではなく、「昔からこういう考え方がある」という一例として書いています。
これは「健康の資産」を育てる話です

このブログでは、人生を【お金・健康・人間関係という3つの資産を育てるゲーム】として見ています。
今日の話は、そのうち【健康の資産】のいちばん手前にある話です。
僕は、体の痛みで美容師を辞めています。
頭痛、肩こり、肩甲骨、背中、腰、首、あちこちが痛くて、病院を変えては検査を受けて、それでも病名が分からない時期が長く続きました。
今になって思うのは、【いきなり倒れる人はあまりいない】ということです。
たいていは、その手前に「なんとなく重いな」という時期がある。
そこを何度も見送ってしまう。
だから僕は、今こうして元気なうちに、健康の話を書きたいんですよね。
もうひとつ言うと、健康の資産が減ると、他の2つも一緒に痩せていきます。
体がしんどいと、人にやさしくできない(人間関係の資産)。
集中が続かないから、仕事も進まない(お金の資産)。
3つの資産は別々に見えて、根っこでつながっています。
だから、いちばん最初に手を入れるなら、ここからだと思っています。
この記事も
●「体癖」が究極の性格分類!毎日遊びながら死ぬまで学べる体癖診断!
●【商売とは何か?】正体はたった一言「困りごとの解決」だけだった!
まとめ
今日の話を、短くまとめます。
・「なんとなく不調」は、体・心・空間に見えないゴミが溜まったサインかもしれない
・溜まりやすいのは【体のゴミ】【心のゴミ】【空間のゴミ】の3つ。この3つはつながっている
・重いときは、自分がダメになったのではなく、上に載っているものが多いだけのことが多い
・【入れる】より【出す】。すでに溜まっているときに足すと、もっと重くなる
・出す習慣は、いちばんラクにできそうなものをひとつだけでいい
・日本には大祓という「半年に一度、流す日」がある。意志ではなく仕組みで流す
・いちばん手軽な禊はお風呂。今日の夜からできる
⚠️くり返しになりますが、強い痛みや長引く不調があるときは、この記事の話は一度わきに置いて、医療機関に相談してください。
いつか子どもたちが「なんかだるい」と言い出したら、僕はたぶん、こう言うと思います。
「じゃあ、まず何かひとつ捨ててから寝ようか」と。
薬でも根性でもなく、【出すこと】から始める。
それだけ持っていれば、たぶん大きく崩れずに済みますから。
あなたは今日、何をひとつ出しますか?
最後までお読みいただきありがとうございました。



