【この記事の超要約】

・同じ実力でも、【どの波にいるか】で結果はまったく変わります

・上りの波にいる人は実力以上の結果が出て、下りの波にいる人は実力ほどの結果が出ません

・今いちばん分かりやすい上りの波が【AI】です

・大事なのは、うまく使えるかどうかより【先に触っておくこと】。触った人にしか次の波は見えません

本文

こんにちは、ナンブです。

同じくらい真面目に働いている2人が、10年後にまったく違う場所にいる。

そういうこと、けっこうありますよね?

能力の差だと思われがちなんですが、僕はそれだけじゃないと思っていて。

【どっちの波に乗っていたか?】

これがかなり大きいなと。

今日はその話をします。

●「時代の波に乗る」とは
どういうことか?

これから伸びる分野を見つけ、そこへ自分の時間を置くことで波に押し上げられる流れを、3段階の顔なし人物で示す図解

「時代の波に乗る」とは、【これから伸びていく分野に、自分の時間を置いておくこと】です。

才能の話でも、運の話でもありません。

自分の身の置き場所の話です。

分かりやすい例を出しますね。

同じように毎日8時間働いている2人がいたとします。

片方は伸びている分野、もう片方は縮んでいる分野。

10年後、この2人の差は、努力の差では説明がつかないくらい開きます。

なぜかというと、伸びている分野では【何もしていなくても押し上げられる】からです。

逆に縮んでいる分野では、必死に走っても現状維持。

これ、エスカレーターを想像すると分かりやすいです。

上りのエスカレーターに立っているだけの人と、下りのエスカレーターを一生懸命に駆け上がっている人。

頑張っているのは、後者のほうなんですよね。

でも、上に着くのは前者です。

●なぜ、実力より
「どの波にいるか」が効くのか?

上りのエスカレーターに立つ人物と、下りのエスカレーターを必死に駆け上がる人物を比較し、同じ努力でも置く場所で結果が変わることを示す図解

【自分の力で変えられる幅より、波が動かす幅のほうが、はるかに大きいからです】

たとえば、努力して自分の効率を2割上げたとします。
すごいことです。

でも、その分野全体が3割縮んでいたら、差し引きでマイナスなんですよね。

⚠️ここ、誤解のないように書いておきます。【努力に意味がない】という話ではありません。

同じ努力を、どこに置くかで結果が変わるという話です。

そして僕がいちばん怖いと思っているのは、下りのエスカレーターに乗っていることに、気づけないことです。

毎日忙しいですからね。目の前の仕事に集中していると、足元がどっちに動いているかなんて見ません。

気づいたときには、けっこう下のほうまで来ている。

だから、年に一度でいいので【自分は今どっちに乗っているのか?】を考える時間を取ったほうがいいなと思っています。

●僕が2022年に触ったのは文章ではなく
画像のAIでした

2022年に文字から絵を作る画像AIへ興味から触れ、使うほど次にできそうなことを見る感覚が育つ流れを示す図解

正直に書くと、僕がAIを触り始めたのは【2022年】です。

しかも最初に触ったのは、今よく話題になる文章のAIではなく【画像を作るAI】でした。

当時、文字を打ち込むと絵が出てくるという道具が出てきて、それを触ったのが最初です。

これ、実は順番として少し珍しくて。

みんながよく知っている文章のAI(ChatGPT)が世に出たのは、その年の11月末です。

つまり僕は、【世の中が騒ぎ出す前に、たまたま先に触っていた】ということになります。

……と書くと先見の明があったみたいですが、そんなことはありません( ゚Д゚)

面白そうだったから触った。
それだけです。

でも、これが大きかったなと今は思っています。

なぜかというと、【触っていた人にしか、次に何ができるようになるかが見えない】からです。

外から眺めていると「AIってすごいらしいね~」で止まります。

触っていると「ここはまだできないけど、あと1年でできそうだな」という感覚が育つ。

この感覚がある人とない人とでは、動き出す速さがまるで違ってきます。

●物販の現場で何が変わったのか?

商品説明文、リサーチ、商品画像の3つにAIを使い、1回に時間がかかる状態から3パターンを試せる状態へ変わったことを示す図解

【自分でできる範囲が、一気に広がりました】

売上の数字はここには書きませんが、変化ははっきりしています。

僕は輸入雑貨のネットショップをやっているんですが、AIを使っているのはこのあたりです。

・商品のタイトルや説明文を書く
・売れそうなものを探すリサーチや、市場の調査
・商品画像やバナーを作る

この3つ、以前は【時間か、お金のどちらかを差し出さないとできなかった】ことなんですよね。

自分で全部やれば時間が飛ぶ。
人にお願いすればお金が飛ぶ。

それが、両方とも軽くなった。

そしてもうひとつ、これが大きいんですが、【試せる回数が増えました】

説明文を1本書くのに1時間かかっていたら、そうそう書き直せません。

でも10分でできるなら、3パターン試して一番いいものを選べる。

前に「商売とは、困りごとの解決である」という話を書いたんですが、何が困りごとなのかは、試さないと分からないんですよ。

だからAIの本当の価値は、「うまい文章が出てくること」じゃないと思っています。

【打席に立てる回数が増えること】

ここだと思うんですよね。

ちなみに今、僕はエンジニアでもないのに、AIと一緒に体癖の診断ツールと呼吸法のアプリを作りました。

2022年の自分に言っても、たぶん信じないと思います(・∀・)

●活版印刷の時も
同じことが起きていた

手で本を書き写す時代から印刷機の登場を経て知識が広がる流れと、新しい道具へ早く触る意味を示す図解

【新しい道具が出たとき、いちばん強いのは「早く触った人」です】

これは今に始まった話ではありません。

500年以上前、グーテンベルクという人が活版印刷を実用化しました。
1450年ごろの話です。

それまで本は、手で書き写して作るものでした。

1冊作るのに何ヶ月もかかる。
だから本はとんでもなく高価で、限られた人しか読めなかった。

そこに印刷機が来て、何が起きたか。

・本の値段が劇的に下がった
・読める人が増え、知識が広がった
・その流れが、宗教改革のような大きな変化にもつながっていった

面白いのは、【手で書き写す仕事そのものが、この時に役割を変えていった】ことです。

丁寧に、美しく書き写す職人さんたちがいました。
技術はとんでもなく高い。

でも、その技術がいちばん求められる時代は終わっていった。

これ、能力の問題じゃないんですよね。
【立っている場所の問題】です。

そして同時に、印刷という新しい仕事が生まれ、そこに早く入った人たちが次の時代を作りました。

僕は歴史のこういうところが好きで、人間がつまずく場所は、500年経っても変わらないんだなと思うんです。

●「もう遅い」と思っている人へ
今から触っても意味はあるのか?

AIを眺めるだけの状態から、今日の仕事をひとつそのまま相談し、まず触ってみるまでの3段階を示す図解

【あります。むしろ、まだかなり早いです】

というのも、話題になっている割に、【実際に毎日使っている人は、まだそんなに多くない】からです。

「AIすごいらしいね~」と言う人はたくさんいます。
でも、今日実際に開いた人はどれくらいでしょうか?

ここに大きな差があるんですよね。

しかも、今から始める人には有利な点もあります。
道具が、当時よりずっと親切になっているんです。

2022年ごろは、正直かなり分かりにくかった。

今は、話しかけるだけでだいたい返ってきます。

⚠️ひとつだけ注意を。【うまく使おうとしないこと】が、かえって近道です。

きれいな指示の出し方を勉強してから触ろうとすると、また準備で止まります。

まずは、今日やる予定だった仕事をひとつ、そのまま相談してみる。

それで十分です。

●AIが広がるほど、
最後に効くのは何か?

文章や画像を作る道具は誰でも使える一方、本人が積み上げた信頼はコピーできず、最後に人が選ばれることを示す図解

【信頼です】

誰でも同じ品質のものを作れるようになるほど、選ばれる理由は中身から人に移っていきます。

これは、AIを使ってみて強く感じたことです。

きれいな文章も、それなりの画像も、今はもう誰でも作れます。

ということは、【出来のよさでは差がつかなくなる】ということなんですよね。

じゃあ何で選ばれるのか?

「この人が言うなら」「この人から買いたい」という、あの感覚です。

前に信頼の話を書いたときに「信頼は貯金できる」という書き方をしたんですが、AIが広がるほど、この貯金の価値は上がっていくと思っています。

道具は誰でも手に入る。
でも、あなたがこれまで積み上げてきた残高は、誰にもコピーできません。

だからAIに仕事を取られる、という話ではなくて。

【AIで浮いた時間を、信頼を貯めることに回せる】

そういうふうに見ています。

●これは「お金の資産」を育てる話です

上りの波に立つお金の資産、道具で余白を作る健康の資産、浮いた時間で信頼を積む人間関係の資産と、禅語「無常迅速」をまとめた図解

このブログでは、人生を【お金・健康・人間関係という3つの資産を育てるゲーム】として見ています。

今日の話は、そのうち【お金の資産】の、自分の身の置き場所の話です。

いくら真面目に働いても、下りのエスカレーターの上ではすり減るだけ。

・上りの波に立つ(お金の資産)

・道具に時間を渡して、心と体の余白を作る(健康の資産)

・浮いた時間で、人との信頼を積む(人間関係の資産)

この順番で回り始めると、3つが同時に動き出します。

最近、僕は禅語をこつこつ集めているんですが、こんな言葉があります。

【無常迅速(むじょうじんそく)】


禅の言葉で、【時は驚くほど速く過ぎていき、待ってはくれない】という意味です。

昔の禅僧が弟子に伝えていた言葉が、今のAIの話とそのまま重なるのが、なんだか面白いなと思います。

●あわせて読みたい

【信頼とは何か?】正体は”目に見えない貯金”だった|お金より先に貯まるもの
※クリックすると記事へ飛びます

「なんとなく不調」の正体とは?体に溜まる”見えないゴミ”の話
※クリックすると記事へ飛びます

●まとめ

今日の話を、短くまとめます。

・「時代の波に乗る」とは【これから伸びる分野に、自分の時間を置くこと】

・上りのエスカレーターに立つ人と、下りを駆け上がる人。頑張っているのは後者だが、上に着くのは前者

・自分の力で変えられる幅より、波が動かす幅のほうがはるかに大きい

・⚠️いちばん怖いのは、下りに乗っていることに気づけないこと。年に一度は足元を見る

・僕がAIを触り始めたのは2022年。しかも文章ではなく【画像を作るAI】から入った

・物販では商品説明文・リサーチ・画像に使っている。変わったのは【試せる回数】

・活版印刷のときも同じだった。能力ではなく【立っている場所】で結果が変わった

・「もう遅い」ということはない。話題の割に、毎日使っている人はまだ少ない

・AIが広がるほど、最後に効くのは【信頼】。道具はコピーできても、残高はコピーできな

いつか子どもたちが「何の仕事に就いたらいい?」と聞いてきたら、僕はたぶん、こう言うと思います。

「その仕事が、上りか下りかだけは見ておこうか」と。

好きなことをやってほしい。
それは変わりません。
ただ、足元がどっちに動いているかを知ったうえで選んでほしいなと。

あなたが今立っているのは、上りと下り、どちらのエスカレーターですか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
南部(なんぶ)
はじめまして、南部と申します。 本業は雑貨のECサイト運営を10年以上行っています。 この南部ログを立ち上げた理由は、 学生時代は兄の自殺・いじめ・父の借金、 就職してからはパワハラ・セクハラ・モラハラ・上司の裏切り等のブラック企業を数社、 起業してからは事業の失敗・借金・鬱病・身体中が痛い線維筋痛症の罹患など 結構大変な人生を歩んできて、「どうしたらもっと楽に生きれるか?」をずっと学んできたので、 より良い面白い人生を送れる人が1人でも増えたらいいな~と思い、僕の今まで得た情報や経験を発信中です。