なぜ今、AIの波に乗るべきなのか?2022年から触り続けて分かったこと

目次
【この記事の超要約】
・同じ実力でも、【どの波にいるか】で結果はまったく変わります
・上りの波にいる人は実力以上の結果が出て、下りの波にいる人は実力ほどの結果が出ません
・今いちばん分かりやすい上りの波が【AI】です
・大事なのは、うまく使えるかどうかより【先に触っておくこと】。触った人にしか次の波は見えません
本文
こんにちは、ナンブです。
同じくらい真面目に働いている2人が、10年後にまったく違う場所にいる。
そういうこと、けっこうありますよね?
能力の差だと思われがちなんですが、僕はそれだけじゃないと思っていて。
【どっちの波に乗っていたか?】
これがかなり大きいなと。
今日はその話をします。
●「時代の波に乗る」とは
どういうことか?

「時代の波に乗る」とは、【これから伸びていく分野に、自分の時間を置いておくこと】です。
才能の話でも、運の話でもありません。
自分の身の置き場所の話です。
分かりやすい例を出しますね。
同じように毎日8時間働いている2人がいたとします。
片方は伸びている分野、もう片方は縮んでいる分野。
10年後、この2人の差は、努力の差では説明がつかないくらい開きます。
なぜかというと、伸びている分野では【何もしていなくても押し上げられる】からです。
逆に縮んでいる分野では、必死に走っても現状維持。
これ、エスカレーターを想像すると分かりやすいです。
上りのエスカレーターに立っているだけの人と、下りのエスカレーターを一生懸命に駆け上がっている人。
頑張っているのは、後者のほうなんですよね。
でも、上に着くのは前者です。
●なぜ、実力より
「どの波にいるか」が効くのか?

【自分の力で変えられる幅より、波が動かす幅のほうが、はるかに大きいからです】
たとえば、努力して自分の効率を2割上げたとします。
すごいことです。
でも、その分野全体が3割縮んでいたら、差し引きでマイナスなんですよね。
⚠️ここ、誤解のないように書いておきます。【努力に意味がない】という話ではありません。
同じ努力を、どこに置くかで結果が変わるという話です。
そして僕がいちばん怖いと思っているのは、下りのエスカレーターに乗っていることに、気づけないことです。
毎日忙しいですからね。目の前の仕事に集中していると、足元がどっちに動いているかなんて見ません。
気づいたときには、けっこう下のほうまで来ている。
だから、年に一度でいいので【自分は今どっちに乗っているのか?】を考える時間を取ったほうがいいなと思っています。
●僕が2022年に触ったのは文章ではなく
画像のAIでした

正直に書くと、僕がAIを触り始めたのは【2022年】です。
しかも最初に触ったのは、今よく話題になる文章のAIではなく【画像を作るAI】でした。
当時、文字を打ち込むと絵が出てくるという道具が出てきて、それを触ったのが最初です。
これ、実は順番として少し珍しくて。
みんながよく知っている文章のAI(ChatGPT)が世に出たのは、その年の11月末です。
つまり僕は、【世の中が騒ぎ出す前に、たまたま先に触っていた】ということになります。
……と書くと先見の明があったみたいですが、そんなことはありません( ゚Д゚)
面白そうだったから触った。
それだけです。
でも、これが大きかったなと今は思っています。
なぜかというと、【触っていた人にしか、次に何ができるようになるかが見えない】からです。
外から眺めていると「AIってすごいらしいね~」で止まります。
触っていると「ここはまだできないけど、あと1年でできそうだな」という感覚が育つ。
この感覚がある人とない人とでは、動き出す速さがまるで違ってきます。
●物販の現場で何が変わったのか?

【自分でできる範囲が、一気に広がりました】
売上の数字はここには書きませんが、変化ははっきりしています。
僕は輸入雑貨のネットショップをやっているんですが、AIを使っているのはこのあたりです。
・商品のタイトルや説明文を書く
・売れそうなものを探すリサーチや、市場の調査
・商品画像やバナーを作る
この3つ、以前は【時間か、お金のどちらかを差し出さないとできなかった】ことなんですよね。
自分で全部やれば時間が飛ぶ。
人にお願いすればお金が飛ぶ。
それが、両方とも軽くなった。
そしてもうひとつ、これが大きいんですが、【試せる回数が増えました】。
説明文を1本書くのに1時間かかっていたら、そうそう書き直せません。
でも10分でできるなら、3パターン試して一番いいものを選べる。
前に「商売とは、困りごとの解決である」という話を書いたんですが、何が困りごとなのかは、試さないと分からないんですよ。
だからAIの本当の価値は、「うまい文章が出てくること」じゃないと思っています。
【打席に立てる回数が増えること】
ここだと思うんですよね。
ちなみに今、僕はエンジニアでもないのに、AIと一緒に体癖の診断ツールと呼吸法のアプリを作りました。
2022年の自分に言っても、たぶん信じないと思います(・∀・)
●活版印刷の時も
同じことが起きていた

【新しい道具が出たとき、いちばん強いのは「早く触った人」です】
これは今に始まった話ではありません。
500年以上前、グーテンベルクという人が活版印刷を実用化しました。
1450年ごろの話です。
それまで本は、手で書き写して作るものでした。
1冊作るのに何ヶ月もかかる。
だから本はとんでもなく高価で、限られた人しか読めなかった。
そこに印刷機が来て、何が起きたか。
・本の値段が劇的に下がった
・読める人が増え、知識が広がった
・その流れが、宗教改革のような大きな変化にもつながっていった
面白いのは、【手で書き写す仕事そのものが、この時に役割を変えていった】ことです。
丁寧に、美しく書き写す職人さんたちがいました。
技術はとんでもなく高い。
でも、その技術がいちばん求められる時代は終わっていった。
これ、能力の問題じゃないんですよね。
【立っている場所の問題】です。
そして同時に、印刷という新しい仕事が生まれ、そこに早く入った人たちが次の時代を作りました。
僕は歴史のこういうところが好きで、人間がつまずく場所は、500年経っても変わらないんだなと思うんです。
●「もう遅い」と思っている人へ
今から触っても意味はあるのか?

【あります。むしろ、まだかなり早いです】
というのも、話題になっている割に、【実際に毎日使っている人は、まだそんなに多くない】からです。
「AIすごいらしいね~」と言う人はたくさんいます。
でも、今日実際に開いた人はどれくらいでしょうか?
ここに大きな差があるんですよね。
しかも、今から始める人には有利な点もあります。
道具が、当時よりずっと親切になっているんです。
2022年ごろは、正直かなり分かりにくかった。
今は、話しかけるだけでだいたい返ってきます。
⚠️ひとつだけ注意を。【うまく使おうとしないこと】が、かえって近道です。
きれいな指示の出し方を勉強してから触ろうとすると、また準備で止まります。
まずは、今日やる予定だった仕事をひとつ、そのまま相談してみる。
それで十分です。
●AIが広がるほど、
最後に効くのは何か?

【信頼です】
誰でも同じ品質のものを作れるようになるほど、選ばれる理由は中身から人に移っていきます。
これは、AIを使ってみて強く感じたことです。
きれいな文章も、それなりの画像も、今はもう誰でも作れます。
ということは、【出来のよさでは差がつかなくなる】ということなんですよね。
じゃあ何で選ばれるのか?
「この人が言うなら」「この人から買いたい」という、あの感覚です。
前に信頼の話を書いたときに「信頼は貯金できる」という書き方をしたんですが、AIが広がるほど、この貯金の価値は上がっていくと思っています。
道具は誰でも手に入る。
でも、あなたがこれまで積み上げてきた残高は、誰にもコピーできません。
だからAIに仕事を取られる、という話ではなくて。
【AIで浮いた時間を、信頼を貯めることに回せる】
そういうふうに見ています。
●これは「お金の資産」を育てる話です

このブログでは、人生を【お金・健康・人間関係という3つの資産を育てるゲーム】として見ています。
今日の話は、そのうち【お金の資産】の、自分の身の置き場所の話です。
いくら真面目に働いても、下りのエスカレーターの上ではすり減るだけ。
・上りの波に立つ(お金の資産)
・道具に時間を渡して、心と体の余白を作る(健康の資産)
・浮いた時間で、人との信頼を積む(人間関係の資産)
この順番で回り始めると、3つが同時に動き出します。
最近、僕は禅語をこつこつ集めているんですが、こんな言葉があります。
【無常迅速(むじょうじんそく)】
禅の言葉で、【時は驚くほど速く過ぎていき、待ってはくれない】という意味です。
昔の禅僧が弟子に伝えていた言葉が、今のAIの話とそのまま重なるのが、なんだか面白いなと思います。
●あわせて読みたい
●【信頼とは何か?】正体は”目に見えない貯金”だった|お金より先に貯まるもの
※クリックすると記事へ飛びます
●「なんとなく不調」の正体とは?体に溜まる”見えないゴミ”の話
※クリックすると記事へ飛びます
●まとめ
今日の話を、短くまとめます。
・「時代の波に乗る」とは【これから伸びる分野に、自分の時間を置くこと】
・上りのエスカレーターに立つ人と、下りを駆け上がる人。頑張っているのは後者だが、上に着くのは前者
・自分の力で変えられる幅より、波が動かす幅のほうがはるかに大きい
・⚠️いちばん怖いのは、下りに乗っていることに気づけないこと。年に一度は足元を見る
・僕がAIを触り始めたのは2022年。しかも文章ではなく【画像を作るAI】から入った
・物販では商品説明文・リサーチ・画像に使っている。変わったのは【試せる回数】
・活版印刷のときも同じだった。能力ではなく【立っている場所】で結果が変わった
・「もう遅い」ということはない。話題の割に、毎日使っている人はまだ少ない
・AIが広がるほど、最後に効くのは【信頼】。道具はコピーできても、残高はコピーできな
い
いつか子どもたちが「何の仕事に就いたらいい?」と聞いてきたら、僕はたぶん、こう言うと思います。
「その仕事が、上りか下りかだけは見ておこうか」と。
好きなことをやってほしい。
それは変わりません。
ただ、足元がどっちに動いているかを知ったうえで選んでほしいなと。
あなたが今立っているのは、上りと下り、どちらのエスカレーターですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。



